お客様が長く通ってくださるようになると、病気になったりすることが増えてきました。また、髪が衰えていく、細くなる、髪質が変わるなどの問題が起きてきたのです。
そのお悩みを聞いているうち、美しい髪を保つためには身体の健康は切っても切り離せないということを身にしみて感じるようになりました。
しかし、薬剤に対して感じたことと同じように、健康に対してもすぐに「誰でも簡単に解決できる方法」は見つかりませんでした。
そのため、私たちも小さい頃から自らが実験台になり、自分の体や髪を使って様々な薬を使ったり、水を飲んだりして、どう感じるか、どんな状態になったのかを詳しくふり返ることで、自然に観察眼と感受性を磨いてきました。
その結果、私たちの心に「決して諦めないあり方」が備わるようになり、日々、一人一人のお客様が持つ美しさを最大限引き出せるよう、お客様の気持ちに寄り添って想いを聞いているのかもしれません。
まだまだ私たちはゴールに達しているとは思っていません。
ゴールは永遠に来ないかもしれません。
なぜなら、お客様には必ず、一人一人が持つ独自の美しさがあるからです。
だから、その独自の美しさを一緒に見つけ、最大限引き出せるよう、常にお客様の想いに寄り添う仕事を心がけていきたいと思っています。
