
Staffスタッフ
両店を行き来しているスタッフがおりますので、お問い合わせください。

スタイリスト
羽田由香
職種 | いつでもどこでも、全体を見守ってくれている柔らかさが魅力のスタイリストです。可愛い、軽いがコンセプト。 |
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【美容師になったキッカケ】
小さい頃から髪の毛をいじったりとか、絵を書いたりとか、何か作ることが好きだったのですが、高校3年生の時に、やっぱり好きなことをやろうと思って美容学校へ進み、美容師になりました。
【美容師になってみて】
自分がイメージできたことを形にするということが、想像以上に難しかったです。
例えば、絵を描くということは、見ればそのまま描けるので同じようにできるのですが、人の髪の毛は立体的なので、スタイリストになって、お客様の要望を聞きながら一緒のイメージを実際に形にしていくということが、思った以上に難しいと感じました。
以前までは、お互いにイメージできた形が本当にお客様と一致しているかどうかが確認できていなかったので、正直、「お客様に喜んでもらえるといいな」と願うような仕事をしていました。
途中はドキドキしながら仕事をし、終わった後に「どうでしたか」と感想を聞くのですが、本当のところでどうなのかが分からないことも多かったので、もし、次回来てもらえたら本当はどうだったのかと確認するということくらいしかできていませんでした。
以前までは、そのような仕事をしていたので、スリルや楽しさはある反面、本当のところはお客様にどのくらい喜んでもらえているのかが分かりにくかったです。
今は、相手の気持ちをみんなで話し合って「お客様に聞くことは悪いことではない」と確認してきたので、施術をする前から、口にしないと分からないことも含めて、たくさんお話を聞けるようになってきています。
また、以前までは、お客様の髪の毛を作っている立場として責任を持っていたので、お客様が自分の髪が扱いにくかったとしたら、「その髪を作った私が、上手にスタイルを作ることができなかったせいだ」と、無意識に全部自分のせいにしていました。
みんなで話をしたときに、それが勝手な思い込みだったと気づいて、それが自分にかけていた無意識のプレッシャーだったことが実感できた時、なんだか肩の荷が降りたように解放されました。
そして、そのプレッシャーだったものが、「お客様と一緒に扱いやすい髪を作りたいな」という楽しさに変わって、気持ちが楽になりました。
【ここで働いて楽しいこと】
以前は、担当が分かれて仕事をしていたので、それぞれが働き終わった後にみんなで食事に行ったり、旅行に行ったりしてストレスを発散するという感じでしたので、個人、それぞれのストレスを癒すという意味で「みんなで力を合わせる仕事」という感じでした。
今は、「みんなで力を合わせる」という意味が、全く違ってきています。
今は、みんなが担当にはこだわらずにそれぞれお客様の悩みが聞けたり、逆に聞いちゃいけないかなというようなところを他の人が気兼ねなく聞けていたりするので、スタッフ同士が仲良しというレベルではなく、働いている最中からお互いを信頼しあって力を出し合い、みんなで力を合わせて仕事をしているということが実感できます。
そのため、以前の仕事の仕方と違って、今の方が断然楽しいですし、変なストレスもたまらないので、安心して仕事ができるという楽しさを実感しています。
