
Staffスタッフ
両店を行き来しているスタッフがおりますので、お問い合わせください。

アシスタント
下川泰子
複雑な作業のはずなのに、なぜかシンプルにまとめてくれる安定感を感じます。迷った時に背中を押してくれる存在です。 |
【美容師を目指したキッカケ】
高校生の時、進路のことで母に相談をしたときに、母から「小さい頃、あなたはよく人形の髪を切ったりしていたよ」という話を聞いたことがきっかけで、美容師もありかなと思い、目指すことにしました。
【美容師になってみて】
実際、美容師になってみると、結構大変な職業だなという実感はありました。
このお店に入って実際に美容師の仕事をしてみると、どうもカットが苦手かもしれないと思い始めたのです。仕事をするたびにその思いがだんだん強くなってきて、10年くらい経った時、これ以上できないと悩んでしまい、先輩に相談しました。
すると、「社長に相談してみたら」と言われたので、思いきって社長に「カットをしないで違う分野で仕事ができる道があればお願いしたい」と聞いてみたところ、社長が、「そういうスタッフがいてもいいんじゃない?」と言ってくださり、それがきっかけでカット以外の分野で仕事をすることになったおかげで、今でもこの仕事を続けることができています。
今思うと、あの時、「カットができないのなら、この仕事を続けるのは難しい」と言われていたら、多分辞めていた可能性もあります。
このお店には、昔からこのような「ちょっと言いにくいこと」でも、なんでも話せるようなスタッフがいました。
今は、昔に比べても、さらに気軽に話せるようになったんじゃないかなと思います。
昔は、仕事に対しては、結構厳しいお店でしたので、営業中はスタッフ同士が、いつもギクシャクしていた感じでしたけど、仕事が終われば全てを忘れて仲良くするという感じでしたので、休日はどこかに遊びに行って楽しもうという感じの仲の良さがありました。
今はそういう、我慢して働いた後にみんなでストレス発散をするという感じではなく、そもそも仕事中にストレスを感じない仕事の流れになってきていますね。
私も、以前であれば、「昔はこうだったんだから、みんなでこういう風にしなくちゃいけない」みたいな、押し付けてしまうような意見を言っていましたが、今はずっとみんなで勉強してきたおかげなのか、「自分の考えだけを押し付けるのはちがうんじゃないかな」と自然に考えられるようになりました。
昔から、このお店は忙しいので、毎日仕事に追われている感じだったのですが、今は自分の中で何かがすっきりしたと言うか、同じように忙しいのですが、働いている感覚が全然違います。
例えば、仕事に追われて働くという感じではなく、自分の意志で動いているので、忙しくても仕事の実感が全く違いますね。
また、以前は、苦手なことも含めて、難しい仕事も全部やらなければいけないという感じだったのですが、今は、「私はこの仕事が好きだから、私らしい働き方でこの仕事をする」と決めて働くことができているので、一生懸命楽しみながら仕事ができています。
【今、仕事は楽しい?】
もちろん仕事なので、辛いと感じることもありますが、自分がやりたいと思っている方向を選んで進んできていますから、昔のように「嫌だな、辞めたいな」と思うことはありません。
