【美容師になろうと思ったキッカケ】
私は、元々やりたいことがいっぱいあって、ファッションデザイナーとかショップの店員さんとか、洋服の仕事がしたくて美容学校を選んだのですが、将来の安定を考えたら、経済的にも美容師の方がいいと思い、最終的に、もう一つの憧れでもあった美容師を選びました。
【美容師になってみたどうだった?】
やっぱり、元々やりたかった洋服の仕事をやりたかったと思った時もありました。
でも、デザイナーって収入得られるのに時間がかかるという気持ちもあって、でも・・・やっぱり洋服やりたかったなとも思って、気持ちが揺れた時もありました。
専門学校に行っている時は、人としゃべるのが苦手でしたし、カットとかも苦手でしたので、「美容師を目指して失敗したな・・・、なりたくなかったな・・・」と思ったのですが、辞めるという勇気もなかったので、最初はずるずる続けていたというのが正直な気持ちです。
このお店に入って1年目は、何を言われても全部聞いてがんばろうと思って仕事をしていました。2年目、3年目は、仕事が嫌になったこともあるので「今ならやめられるかな」と思った時期もあったのですが、徐々にお客様から声をかけてもらうことが増えてきて、成長した姿を見られていたという実感があると、もうちょっと頑張ってみようという気持ちになりました。
その時ですかね、意外にこの仕事をやっていけると思ったのは。
周りの先輩の話を聞くと、「もうちょっと頑張ってみようかな」と思うので、ずっと、「もうちょっと頑張ってみよう」というスイッチが入って頑張っているのかもしれません。
昔は、将来の夢を聞かれると、「ファッション関係か美容師になりたい」とは言っていたのですが、実際に美容師になってみると思っていたイメージと違うじゃないですか。
面接を受けるまでは、カリスマ美容師みたいな存在に憧れていたので、収入とかも頑張ればそういう風になれるんじゃないかと思っていてここに来たので。
でも、このお店の面接の時に、「ああいう人たちは別だからね」と言われて、「ああ、違うんだ・・・」と思って、若干夢壊されたわけではないのですが、現実は違うんだと思ったこともありました。
そういうことは、就職するまではわからないですよね。
でも、学校の先生には華やかに見えるけどそういう仕事じゃないからと言われて、私もその辺はきちんと納得した上で就職したので、その後に引きずることはありませんでした。
【実際働いてみてどう?】
他のお店がわからないのですが、私は、美容業界って、すごく厳しいところが多いというイメージがあるので、このお店が自分にはあっていたのかなと思います。
<写真②>
【このお店とは】
お客様も世代幅広くいらっしゃるので、いろんなスタイルを学べるし、いろんな話を聞けて勉強になります。
美容師というと、過酷なイメージがあったので、内気な私がここまで続けることができたのも、このお店だったからだと思います。